2007/03/14

Haruki Murakami

村上春樹のチャンドラー新訳が予想通り大きな評判を呼んでいる。
考えてみれば、この人の翻訳業界に対する影響力はとても大きい。今の新訳ブームも、直接のきっかけは多分サリンジャーの新訳だろうし、かつてフィッツジェラルド再評価の流れを作ったのも彼。もっと言うと、英文学研究の世界でアメリカ文学の位置を高めたのもこの人だったとさえ言えるのではないか。単に学生を呼び込んだだけでも大きい。実作者がこれだけの影響力を持った例は他に知らない。翻訳出版業界としては、彼に続くスターを育てたいところだろうけど、こればっかりは作為的に仕掛けてどうにかなるものでもない。

2007/03/08

アレキサンドリア四重奏

山形浩生さんが「アレキサンドリア四重奏、忘れられてはいなかった!」と書いていて気になっていたが,ようやく今月中旬に復刊が開始されるらしい。復刊というより新訳での改版というべきか。旧版の訳者である高松雄一氏の手になる改訳。

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