2004/06/29

愛だの恋だの

花田裕之の “Rock’n'Roll Gypsies” 第1作は大好きなアルバム。小西康陽のプロデュースで,花田は全曲を作曲し,詞もほとんど自分で書いている。後から振り返れば,十代の頃はニール・ヤングなんかが好きだった花田が,ルースターズ以来の苦闘を経て自分にふさわしい場所をようやく見つけた,みたいな位置づけの作品だと思う。
収録曲の Rumble Heart という曲は
愛だの恋だの
おれに聞かせないでくれ

というところがかっこいい。詞は花田自身の手になる。
やっぱこうじゃないとね。

ぼくのハートに火をつけて
知らんぷりはひどすぎる

なんてのじゃなくてね。

というわけで,ysk さんのこの記事には大いに共感するところだが,結論の「忌野清志郎は圧倒的に偉い」というところは同意しかねる。
清志郎の君が代はラジオでしか聴いたことないけど,なんか全然かっこよくなかった。音が。清志郎は,去年出した KING でやっと長い低迷期を脱したという印象がある。ラブソングでもプロテストソングでも,音がかっこよくないと話にならないでしょ。RCサクセションの『カバーズ』以来,清志郎が歌った政治的な歌で音がいいものってあっただろうか。
むしろ “Oh, Baby” とかのラブソングのほうがいい音だったよ。

2004/06/28

free (2)

「自由は土佐の山林から」でぐぐったら自分のページしか出てこなくて衝撃だった。
正しくは「自由は土佐の山間より」だったよ。
しかも司牡丹が銘柄の名前に使っちゃったせいで,このフレーズで検索すると酒関係のページがたくさん出てくる。

植木枝盛の言葉だ。
調べてるときに「植木枝盛旧邸の取り壊しに反対しよう!」というページを発見して(注:現在は消えている),そんなことがあったなんて知らなくて驚いたのだが,
2003年9月19日、「今月中に所有者が植木枝盛邸を壊す意向」という衝撃的な情報が入り、これを知った心ある人々の間に大きな波紋が広がっています。
という記述があるのに,その後どうなったのかの記述がまったくない。
それでどうなったがな!
いや,ウェブサイト構築を途中でやめるのはいいんだけど,せめて作成の目的に関する事後報告ぐらいまとめてから放置すべきじゃないかな。高知の人の悪癖だな。
[後記]で,結局放置しただけじゃなくて消えてしまった。なんじゃそりゃ。

2004/06/27

辻邦生全集

辻邦生全集第1巻がすでに発売になっているというのは,不覚にも今日の新聞を読むまで知らなかった。
新潮社から。全20巻。毎月刊行。
20巻ではとうてい業績を網羅できまい。リンク先の版元の説明では全容を見渡せるようにとれるけど,新聞紙面では「小説、評論、エッセーを精選した」と書いてあった。「精選した」ならなぜ「全集」と称することができるのか謎だ。

買うべきかどうか,迷うところ。この第1巻に収録されている作品も一応全部持っているし。
本当は全集なんか全部文庫で欲しい。判型が揃って保管に便利だし,手に取りやすい。講談社文芸文庫みたいにバカ高くなってもいいと思う。ちくま文庫が一時そういうラインナップをそろえていたけど,結局あまり広がらなかった。家に保管場所がないから本を買い控えるという人も周囲には少なくないから,もっと文庫や新書というフォーマットを有効活用すべきだと思う。今みたいに使い捨て専門にしてしまったらもったいない。

2004/06/26

free

かつて「『リンクフリー』という言葉は英語として正しくない,みっともないからやめたほうがいい」といった議論があったのを承知している人はもう少数派なんだろうか。そんなことないよな。
「コメントフリー」「トラックバックフリー」なんて言葉も登場しているらしい。
そうかと思えば,

トラックバックURLが公開されているのなら、それってトラックバックしてOKだよ~という意思表示に他ならないのではないかと。
solvalou.net


てな調子で言わずもがなのことを改めて表明しなければならないと思っている人もいるし,それに対するトラックバックもなんか痛々しいことになっている(今そのウェブログは消えているけどな)。
まったく,自由の価値を知らない人には困ったものだぜ。

同様に(何と?),「自由は土佐の山林から」という言葉は日本近代史を少しでもかじったことのある人には常識かと思っていたが,どうもそうではないらしい。

そして,「トラックバックフリー」と言いたがる人は「お返しトラックバック」という奇習にもあまり抵抗がないんじゃないだろうか,と邪推しているんだけど,どうだろう。

2004/06/24

ぜったい裏がある

東急エージェンシーが裏金を使ってセブンイレブンに便宜を図っていた件が,朝日新聞などでちょぼちょぼと報道されているが,非常に怪しい。東京商工会議所の議員になるとそんなにいいことがあるのか?
上記の記事のうち目を惹くのは,まず金額のギャップ。東急エージェンシーの申告漏れ所得額は1年あたりにして東商の議員選挙で使った額の10倍以上になるようなので,ほかにも使途があるはず。
また,時期のギャップもある。4年も経っていて当事者の1人が既に死亡しているような状況で,何を探っていたのだろうか。実は『噂の真相』では2001年5月号に使わなかった一行情報が明らかにしているように,

東急エージェンシーW副社長と
セブンイレブン総帥の癒着の告発文書が


という形で何らかの情報をつかんでいたらしい。死人まで出ているということは,たかが東商の議員選挙で終わるわけはないだろう。陰謀好きはカツモクして待つべし(なんでカツの字が変換できないんだ~みっともない)。

2004/06/23

thefreewebhosting

このサイトは,ドメイン名を Gandi.net でとって,サーバーは thefreewebhosting.com のものを利用している。
とにかく金をかけたくなくて,いろいろ探した結果こういう選択になった。もちろんほかにもいいところがあるかもしれないが。前者は年間12ユーロ,後者は無料。今でもこういうホスティング業者が残っていることに驚き。企業じゃなくて小さなボランティアベースの集団のようなので,突然ストップする可能性もあるとは思うけど,見た中では最高。Perl と PHP,MySQL が使えて,容量は200MB,転送量は月間5000MBまで。ずっと続いてほしいなあ。というわけで寄付寄付バンバン。

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